鉄道模型が動かない原因とそれぞれの対処方法とは
鉄道模型のNゲージは電気で走行しますが、スイッチを入れても動かないことがあります。
そしてその原因は色々考えられますが、その中で多いのは電気が流れていないパターンです。
まずは電源からの配線がしっかり繋がれているかを確認しましょう。そして線路も電気の導線の役割を担っているので、どこか一箇所でも接触ができていないと電気は流れません。特に足をぶつけてしまうなど線路が歪むようなことがあった場合は、接続が外れていないかを確認した方が良いです。
電気が流れないトラブルは線路上だけの問題ではなく、Nゲージ本体と線路間でも起こり得ます。走行中電力の供給を受けるためには、車輪が常に線路と触れ合っていなければなりません。そのため線路上に埃や汚れがあると、走行途中に動かなくなることがあります。また走行を繰り返していると非常に小さな規模での焦げが発生することがありますが、それが蓄積された場合も電力の供給を妨げる要因になります。もしそんな汚れが原因で動かなくなる場合は、まず走行がスムーズでなくなる兆候が出ます。なのでその兆候を見極めたり、定期的にメンテナンスをするなどで事前に対処することは可能です。
汚れが原因だと、線路と車輪の両方をきれいにすると解決できます。その方法に決まりは特にありませんが、専用のクリーニングアイテムを使用した方が効率的に進められます。
線路であればなぞって汚れを取り除けるもの、車輪だと電気を通したスポンジの上を走らせるものなどがあります。またしばらく走行させていなかった鉄道模型だと、モーターに使用しているグリスが固まってしまっている可能性があります。その場合は一度全てを分解して、クリーニングを行わなければなりません。