近鉄特急のしまかぜを解く
近鉄では特急型の電車がとても人気があり、様々なデザインを持った個性豊かな車両ばかりです。そんな中、Nゲージの近鉄特急の鉄道模型がトミックスからいくつか発売されています。
新しい近鉄特急の車両である50000系しまかぜが、1号車5号車6号車である先頭車2両と中間車1両の計3両の基本セットで販売中です。50000系しまかぜは、2012年から2014年にかけて自社の工場である近畿車輛にて6両編成3本の計18両が製造され2013年3月21日から運用されています。
しまかぜの名前の由来は、三重県の伊勢志摩に吹くさわやかな風と居心地の良い車内で過ごす時間をイメージして名づけられました。50000系の車両の前面および側面は、他の近鉄の車両とは全く違った斬新なデザインであり印象的です。実際の50000系の車両には、平床とダブルデッカーそしてハイデッカーの3つのタイプが存在します。
そこで、トミックスの製品である50000系しまかぜの車両をみてみると実物と同じくらい車体の塗装や印刷などが細かい部分まで再現されており非常にリアルです。車体には第1編成の車両番号が印刷済みであり、常時点灯する基板が車両に施されていてヘッドライトはLEDでとても明るく光ります。そして、フライホイール付の動力が搭載されていることから動力ユニットを使うことにより安定した走行をさせることが可能です。また、他の近鉄特急や近鉄の車両と並べて走らせればもっと楽しみが増えていくことでしょう。白色と水色のカラーリングの50000系は、海のイメージがよく伝わってきていつみても飽きない非常に魅力的な車両です。
大阪と名古屋から賢島へ走りだす近鉄特急50000系しまかぜの車両をNゲージの鉄道模型で再現してみてはいかかでしょうか。